<3月24日は世界結核デーです> 

 毎年3月24日は、細菌学者のロベルト・コッホが結核菌の発見を発表した日にちなみ、世界結核デーに制定されています。今年のテーマは、“It's TIME !(時が来た!)”です。
 厚生労働省では、東京オリンピック・パラリンピック競技大会が開催される2020年までに、結核低まん延国の水準である罹患率※10.0以下を目指しています。しかしながら、国内における結核罹患率は減少傾向にあるものの、目標の罹患率10.0以下には至っていません。他の先進諸国に比べても高い水準となっており(図)、一層の対策の推進が求められています。
※罹患率:各国の制度に基づいて届出された結核患者数を人口10万人あたりの率で表したもの

■結核の予防対策
・乳児は、遅くとも生後1歳までにBCGワクチンを接種しましょう。
・結核は健診で発見できます。症状がなくても、年に一度は職場や地域での健診を受けましょう。
・喫煙は結核感染や発病のリスクを高めますので、禁煙を心がけましょう。
・閉め切った室内では、病原体の密度が高くなり感染しやすくなります。換気の悪い狭い場所や、不特定多数の人が利用する場所などでの長時間の滞在を避けましょう。
・免疫力が低下しないように栄養バランスのよい食事や規則正しい生活を心がけましょう。

 結核の初期症状は、咳、痰、発熱、倦怠感など風邪によく似ています。このような症状が2週間以上続く場合は、早めに医師の診察を受けましょう。