<百日咳が増加しています>
 6月以降、秋田県では百日咳の患者報告数が増加しています。第45週までの患者報告数は183人となり、昨年の年間報告数(132人)を超えています()。百日咳の原因となる百日咳菌は感染力が強いため、学校などの集団生活をする場では容易に感染が拡がります。今後の流行状況に注意し、感染予防に努めましょう。

■症状
 感染してから通常5〜10日の後、かぜ様症状が現れ、1〜2週間かけて次第に咳が激しくなります。典型的な症状では、顔を真っ赤にして「コンコン」と激しく咳込み、息を吸うときに「ヒュー」と音が出ます。症状は少しずつ改善していきますが、回復まで数ヵ月かかることがあります。
 生後1歳未満の乳児が百日咳にかかると重症となり、特に新生児では咳によって呼吸ができず、命に関わることもあります。一方、小学生以上になると比較的軽症なことが多く、知らないうちに周囲に感染を拡げてしまう可能性があります。

■予防対策
・重症化しやすい乳児を百日咳から守るため、生後3ヵ月になったら早めにワクチン接種を受けましょう。
・手洗い、マスクの着用などの予防対策を徹底し、咳が長引く場合は、早めに受診しましょう。
・周囲に感染を拡げないため、咳エチケット(とっさの咳やくしゃみは、手ではなく袖や衣服の内側でカバーする)を心掛けましょう。
・適切な抗菌薬の治療により、服薬開始から5日後には、菌の排出はほぼなくなると考えられています。医師の指示に従い、処方された期間はしっかりと服薬しましょう。