<風しんの流行が全国で拡大しています>
 第44週に県内から2例の風しん患者が報告されました。7月下旬頃から首都圏の30代〜50代の男性を中心に患者が増加傾向となって以降、流行は全国へと拡大し、2012年〜2013年以来となる大きな流行に発展しています(および)。

■風しんとは
 風しんは、発熱、発疹、リンパ節腫脹を特徴とするウイルス性発疹症です。ウイルスは患者の咳やだ液のしぶきに含まれており、発疹の出る1週間前から発疹が出た後1週間位まで(約2週間)は感染力があるとされています。また、症状が揃わない非典型例や、感染していても明らかな症状が現れない不顕性感染例もあるため(15〜30%)、患者本人も知らずに周囲へ感染を拡げてしまう危険性があります。
 免疫を持たない妊娠初期(妊娠20週頃まで)の女性が感染すると、胎内感染により赤ちゃんが先天性風しん症候群(CRS)となる場合があります。CRSは、難聴、心疾患、白内障などの障がいをもって出生し、発育に遅れが見られることもある重大な疾患です。その予防には、妊娠されている方だけではなく周囲の協力が必要です。

■予防 
 風しんの予防には予防接種が有効です。特に現在流行の中心となっている30代〜50代の男性は、予防接種が不十分であった可能性があります。妊娠を希望する方やその周囲の方など、ワクチン接種を検討される方は医療機関にご相談ください。